【目標30年目】泉州の学術・文化・産業の進展、郷土史再発見!

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【泉佐野情報ハイウェイ構想】

【泉佐野情報ハイウェイ構想】
仮称「泉佐野ワールドワイドウェブ構想(IW3)」の構築(案)第3版
●この提案書の内容は、市行政と全く関係有りません。
●出来れば、こんなことして欲しいという要望・希望です。
●当然問題点も出てくるでしょう。まだまだ、中途半端です。
●見えない部分も御座います。ご意見有りましたら、下記メールアドレスへ。
訂正:平成12年8月21日 当時考えていた推敲途中の文章を掲載して
   いたことが判明しました。ここに再掲載しておきます。(バージョンミス)
0. はじめに
 情報ハイウェイとは、道路のハイウェイをたとえにして、人と人とを情報
(コミュニケーションなど)という車で、結んでいこうという考え方です。
もちろん、道路の幅が、広ければ、広いほど、情報(車)が、行き交い易く
なるのは、普通の道路と同じです。
(ただし、ここでは、高速違反や超過積載で、捕まることは、ありません。)
 最近では、この意味を広義に考えて、この情報の使い方、つまり、インタ
ーネットを中心にした、ホームページの見方や、電子メールの使い方、さらに、
情報発信の仕方までを含む場合があります。
つまり、情報リテラシです。そして、専門的には、コラボレーション(リアル
タイムな共同作業)を容易に利用できる環境を思い浮かべる方もいらっしゃい
ます。

 およそ100年前、車が、世に出てきた現象にも似て、利用する人によっては、
役立つ物になり、あるいは、凶器ともなります。ただ、車とは異なり、短かい
期間で普及していることです。これは、まさに、何もわからない赤ん坊が、道路
や高速を這い回っている状態です。至る所で、衝突や喧嘩が、始まっているのです。
それが、今のインターネットの状態です。
 そして、"道"に戻りますが、泉佐野および泉州地域は、古来より、道路が、
村々を結び発展してきていました。特に、熊野詣や、天領の日根荘など歴史的に、
かなり賑わったことでしょう。さらに、江戸時代には、船の道を利用し、遠くは、
五島列島や秋田、東北まで交易し、そして交流してきました。その大富豪が、
食野・唐金家です。そんな"したじ"が、潜在的に持っているのです。
 現在は、鉄道から始まり、車、そして、飛行機が、行き交う地域です。さらに、
これからは、インターネット網を利用する方向へ世界が、動こうとしています。
そんな動きにも対応できるのが、この泉州地域です。
(もうインターネットを"ブーム"と呼ぶ人は、いません。あるいは、そんな方は、
本質を理解していません。)

さて、ワールドワイドウェブを直訳すると「世界中に張り巡らされた蜘蛛の巣」です。
すなわち、蜘蛛の糸は、インターネット網を意味します。
そして、全泉佐野エリアを縦横無尽にこのインターネット網で張り巡らせ、そして、
利用者増加を促進していく構想です。さらに、近隣市町村をも結んでいきたいと考え
ています。
 これにマルチメディアと情報リテラシを含んだ形で、呼びたいのが、
(仮称)「泉佐野ワールドワイドウェブ(IW3)」構想です。

1. すべての個人や企業を結ぶ
 すべての個人や学校、教育、大学、文化、歴史(過去)、企業、道徳、
そして、
子供から老人まで。さらに、あらゆる国々の方々に関わります。
 これにより、誰もが、容易に情報を取り出し、利用できるようになります。そして、
企業の大きさや個人の小ささに関係なく平等なチャンス(あらゆる)が、与えられる
ことでしょう。
 しかし、このネット上のモラルやエチケットは、現在、無法地帯となっております。
この指導や教育もしていかなければなりません。
 また、現在は、情報公開という世の中ですが、逆に個人のプライバシーを尊重して
誰にも見せないセキュリティということも、考慮する必要があります。
(このセキュリティは、情報技術、すなわちIT革命に依存します。)

2.期待効果 
 この情報ハイウェイを中心に、インターネット活用は、住んでいる全ての人に、
生まれたときから、死ぬまで、生きていく上でのあらゆる点で、関わることでしょう。
これを、「効果」と言うに、ふさわしいことです。数値にするのは、かなりの専門家
でないと、
不可能です。
 そして、5年後に、だれもが、電子メールやホームページを活用できるようになれば、この
地域の考えも変わり、世界に通用する人物も現れるかもしれません。(企業家や文化人、などなど。)
 あるいは、新しく斬新な産業が、生まれたり、既存の産業を復活させることも可能です。
そして、世界に通用する企業が、生まれることでしょう。

●そんな変化の根が、出れば、これこそ、最大の効果といえるでしょう。
【以下に、すこしまとめました。】
   注意1(1)~(3)は数値では表せない部分で、わかりやすい目に見える効果。
   注意2(4)~(5)試算ができませんが、シンクタンク等ではできるかもしれません。

(1) 利便性の向上
情報化が進展することで、より迅速に情報入手できることで、仕事や生活などの局面で
より効率が高まる。
これらを補完させるためにも、セキュリティの確保、ネッチケット(=ネットエチケット)の
推進などを同時に、高めていくこと。

(2) 創造性の育成
情報発信できるクリエイティブな環境が整えられるので、クリエーションを産み出す人材の育成
・発掘していき、新しい創造が期待できる。
また情報系ベンチャー企業を生み出して、育成する土壌ができるので、地域経済が刺激を受けて、
活性化されていく。

(3) 泉州独自の文化の発展
こうした豊かな生活での効率が高まり、創出された余暇により、個人が生涯学習へ取り組み、ボラン
ティア活動などの地域貢献を産み、豊かな自然環境と、関西国際空港というアクセスの良さの調和が、
日根荘など泉州独自の文化と相まって、「新しいけれど、何か懐かしくて、おもしろい」りんくう地域
という文化が生まれ、発展することが期待される。

(4) 地域経済効果
空港による経済効果だけでなくて、この構想により、人・金・もの・情報、そしてサービスが大きく
動くことで、従来からの測定基準で計り知れない、りんくう地域に新しい経済効果が波及されること。

(5)居住・就労人口の拡大
    以上から、まちとして、魅力を取り戻していけば、住民人口の増加、地域雇用の拡大し、
    就労者の集積が進められ、活気溢れる都市を現実社会やネット上に産み出すこと可能。
    (りんくうタウン、コスモポリスのシリコンバレー化とホームタウン化)

3. 構築期間(初期)

 この5年以内。短期でなく中期5年間の取り組みで、これらの高度情報化構築を推進していくことで、
次ステージへのアクションプランが見えてくる事でしょう。
 もし、5年をすぎるようなことが有れば、泉佐野市や泉州は、今までと、あまり変わらなくなります。
そして、外部(外圧)からだけの受け身で、消費するだけの地域となることでしょう。
流行を発信すると言うことも不可能と感じます。
 4.構築費用(ほんとうに概算です)
(1) ソフト面で5(~7)名のWEBマスターなどを5年間働くとして、その賃金を一人年間
  平均700万とすると(人と人との潤滑油のような作業:別項参照)   17、500万円です。
(2)パソコン機器購入費は、学校や家庭に100台のデスクトップと50台のノートブックを
  貸し出したとすると。100*10万円=1000万円、30万円*50=1500万円:
                                   合計2、500万円です。
                             (パソコン価格は、年々下がる傾向)
  このほか、家庭での不要なパソコンを寄付してもらう。
(3)ケーブルインターネット利用料としては、1施設6000円/月で、パソコンつなぎ放題、
  家庭については、個別契約。(一時的な教育利用は、無料)
  50施設(小中高学校含む)とすると、 6000*12ヶ月*50*5年=1、800万円です。
                             (プロバイダ費は、下がる傾向)
(4)マルチメディア機材購入費や消耗品など費用(既存のものや施設を流用する方針)
  年間500万円として、                        2、500万円です。
(5)その他データベースシステム構築費として、年間一件で500万~1000万円として、
                               合計最低2、500万円です。
(6)法律や福祉、医療などは、専門部門で検討してもらう。(予算別枠で、考慮したい)
(7)ケーブルインターネットやベンチャー支援の構築補助金年間1000万円とすると5、000万円です。
                                5年計画 31、800万円です。
                                (年間6、360万円)

5.利用促進者
 市民(注意)や企業などで、利用する場合は、利用を促す人たちが、能動的に企画やサポートをしなければ、
広がりません。このソフト面を先導するのが、以下の人たちです。
この方たちは、人と人との潤滑油であり、技術の伝道師です。ただし、専門特価する必要は、ありません。
ある意味では、羅針盤的な活動です。
(1)ウェブマスター (2)ヘルプデスク (3)メディア・コーディネータ (4)メディア・プロデューサ…など。
また、ある意味では、(1)ウェブサーファー (2)サイバーポリス…など。

(注意:別項目で市民の意味を提示します。)

6.情報インフラの構築(ハード)情報網
より広く、より早い回線を用意する必要があります。
①自由で、安価に使えるネットワーク回線が、必要です。
②データ量の多さ(情報ハイウエイの拡大)
③あらゆるネットワーク回線の利用(CATV、NTT回線、衛星通信、...)
④インターネットサーバ(分散データベース)の構築
⑤自由に利用できるパソコン(ノートブックやデスクトップ)の賃貸(学校教育などで利用)

●ここからは、利用目的や目標、そして利用方法についての内容です。●
 (まだまだ、曖昧な点もございます。)


7.市 民(家庭)
(1)市民とは、以下の人たちです。
 ①市内に住む人 ②市内に働きに来る人市内に住み、市内で働く人もいるでしょう。)
 ③観光に来る人 ④泉佐野を意識している人(ふるさととして。学生時代歴史などを
調べた。(友人・知人・恋人が、先祖が泉佐野の人。などなど。)
 こんな人たちを学校や地域に関わらせ、交流を深めるよう促進するような企画を実施する。
 特に、大阪市内へ通勤する方とも、より深い交流を持たせことが、できれば、
すばらしいことでしょう。
 そして、地元の企業に働きたくなるようになれば、もっとすばらしいことです。
(2)行政的には、世界中どこでにいても電子申請などが、可能となる仕組み作り
及び、促進する。

8.学校教育(教育機関:保育園~高校まで)
①情報リテラシ教育実施(発信方法などの番組やホームページのの作成や、
受け手側教育推進)
②マルチメディア機器(ハード)の利用教育
③メール文化・エチケット教育
④ホームページ作成促進
⑤メールなどにより学校外地元の人や国際交流促進(関空や国勢交流センターと緊密に)
⑥市内の全校をつなげる。(サーバでメールのやりとりなどを行う。)
 最終目標>在宅教育や、バーチャル小学校(市内の学校を一つにまとめる)
の構築
      ただし、通学教育も重要です。
⑦みさき公園と交流(インターネットカメラにより)し、より動物が、
身近になるようにする。
 動物や飼育係の人とも交流していけば、身近になることでしょう。
そして、生死も身近に。
⑧関空からパイロットを講師として授業をしてもらう。など。
(地元企業専門家との交流)


これを推進するメディアコーディネータの役割については、別紙(クリック)で、ご説明いたします。

9.トータルな視野から考えた観光の企画立案
 観光を考える場合、狭い視野と今までの常識で、検討するのではなく、
広い範囲で、考え、
インターネットや電子メールをフル活用して、いろいろな方々と意見交換し、それが全市民も
参加しやすいような仕組みで、検討する。そして、公共施設や、歴史・文化のPR、また、
企業との連携をふまえる。細かなことでは。
① 公共施設の観光利用 
②歴史文化遺産の経済観光利用 
③個人の情報や保管遺産の観光利用、そして、今後は、個人の作成する
ホームページも新たな
 市の遺産と考えていく。(すでに、消滅ホームページも出てきている。)
④JR・南海や関空企業との連携
⑤公共施設などや人が集まるエリアでのCATVやインターネットを統合的利用
(人の集まるところなら、喫茶店でも無料で、利用できるような促進)
⑥その他、トータルな経済効果を考える。

10.歴史・文化遺産の保護やセキュリティー構築
  (個人保持遺産を対象)
① 個人で持っている文化遺産を公開したり、
 それを保持する子孫にお礼のできる仕組みができないか。
 (マイクロソフト社などに、写真を撮影させない。世界規模で
儲うける種にさせない仕組みが、必要。)
②市内から暴力や性的なホームページを作らせない。発信させない。
(警察サイバーポリスとの連携)
③市民対象にした著作権や特許権の監視(そして、人権保護)
 (知らない間に犯していないか、犯されていないかのチェックシステムの構築)

 11.公共施設へのサーバ構築・運営・連携
①文化施設・公民館のサーバ構築や運営連携
②学校・教育機関のサーバ構築や運営連携
③福祉医療のサーバ構築や運営連携
④警察・消防機構とその他施設との連携や公共情報の公開、そして市民との
連携促進

12.地元企業(中小零細企業、SOHOなど)

特に、泉佐野商工会議所を中心に実施していく。
①ネットワーク100%利用促進 
②情報産業の促進、SOHO支援など。
③メール文化の促進(企業向けウエブマスターの設置) 
④企業むけヘルプデスクの設置
⑤メーカ援助促進 
⑥マルチメディア利用企業への税金優遇処置あるいは、補助優遇処置

13.技術サポート
 ハード、ソフト面の技術提供は、常に情報が、入る体制であること。
特に大学の教授・学生からの支援が、定期的、あるいは、迅速に可能であること。
この場合、学生なら、家庭にボランティアとして、説明にいき、
実際は、単位を取得できるような
仕組みづくりが、必要。
さらに、メーカ企業・専門企業からの支援が、定期的、あるいは、迅速であること。
この場合も、税金などの優遇処置が、可能なこと。

14.医療、福祉利用(行政処理)
 医療ネットワークや福祉ネットワークの構築
 たとえば、施設の空き部屋情報の提供や、予約、登録申請など。
 あるいは、"ひとつの窓口"で行政・医療・福祉関係が、全て受け付ける
システム作りが、必要です。

15.外部市町村や世界中の市町村との連携やその他、国際的には、
地球村の方々との交流促進
 泉佐野だけでなく、泉州地域の中心として、近隣への交流及び、企画を検討し、
実施する。

以上です。



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