復元船、咸臨丸(かんりんまる)に乗船してきました。幕末1860年に勝やジョン万、福沢そして小栗を乗せ、太平洋を渡ったあの蒸気帆船です。 第一印象は、「こんなちっさい。これで、ほんまに渡ったんか?」と。 今回、私がなぜ乗船できたかは、泉佐野市市制施行50周年行事で「市」が、この船を現在所有の「ハウステンボス」から呼び寄せてくれたからでした。(私の為に?) |
1998年8月29日(土曜日) |
午前9時ごろ泉佐野港に到着する。このとき、市長のテープカットセレモニーが、静かに始まっていました。 (アメリカのような度派手さは、まったく見られません。地味です。) |
受付で、記念品をいただきました。おおきに!。 (咸臨丸絵はがき、「咸臨丸と市制50年の入った」ミニタオルとキーホルダーです。) |
さて、乗船。しかし、いきなり「ご来賓」から乗せ始めました。 横でぽつり。「何か変。順番間違ごうてんちゃうか?」 BGMに『タイタニック』の曲が、流れていました。 先日、見た映画なので「船」の気分へと誘ってくれます。 昨夜からの台風で心配していましたが、雨もなく、少し曇っていて暑くなく、海風も心地よい、お天気でした。 | |
船の材質は、木材を利用し重厚です。扉も重々しく「いい感じです。」 室内を見学すると歴史写真が、各所に貼ってあり、幕末にタイムスリップしたような気分にさせてくれます。 各部屋にも人物写真が、貼ってあり、これは、「勝海舟の部屋」等を感じさせていました。 運営に市役所の人や議員の人も乗っておりましたが、演出をもう少し考えて、どなたか羽織袴で乗船してほしかったですね。 関空を海から見たり、真上の空には、飛行機が轟音をたてて飛んでいました。 船上では、ハウステンボスアトラクションの帆を貼ったり、ロープ結びや帆に登ったりと披露していました。見応え充分です。 時間は、「あっ」という間に済んでしまいました。 |
[ご留意] 写真は、私のカメラ(BAKACYON)で撮影しました。
掲載につきましては、ハウステンボス殿に問い合わせ、了承をいただいております。
COPYRIGHT (C) 1998 Makoto.Ohtsuya 196
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